• ホーム
  • ザイザル錠とデルタアミノレブリン酸、腹痛について

ザイザル錠とデルタアミノレブリン酸、腹痛について

咳をしているマスク姿の男性

鼻炎や花粉症でお医者さんを受診すると処方されることが多いザイザル錠というお薬ですが、痒みがすぐに引いた!という声もあり現代医学ではかなり重宝されています。
ただこのお薬にも副作用があり、疲労感、眠気、頭痛が起きる可能性が挙げられていますが、その中に0.1%の確率で「腹痛」の症状が現れることがあります。

この腹痛が起きる事自体、5%以下ということもありほぼ起きることはない確率ではありますが、もしこの腹痛が発生した場合、尿中のデルタアミノレブリン酸の濃度を疑う必要があります。
この濃度が上昇し一定の閾値を超えると、神経症などの痛みが発生しますが、主な上昇理由としては急性ポルフィリン症・・鉛中毒・遺伝性チロシン血症が挙げられます。
ので、これらの原因を治療すればデルタアミノレブリン酸の濃度が減少し、これに伴って腹痛も治まるとされているため、あくまでもザイザルが原因となって腹痛が起きているわけではない、という見解があります。

ごく稀にザイザルで腹痛の副作用が起き得るとあるように、ザイザルがデルタアミノレブリン酸の濃度を上昇させる要因にもなっている…?との見方もありますが、消化器系の痛みが発生した際には、近くの病院に罹って尿検査を受ける必要があります。
ただ、一般的には腹痛を抑えるお薬を処方されて終わるため、お医者さん側はデルタアミノレブリン酸の濃度の疑いも持ちながら診察をし、患者さん側は当たり前の事ですが、薬を飲んでもなかなか症状が治まらない、という時には再度受診し、何か痛みが発生した原因に心当たりがあればきちんと話す必要があります。

眠気のこない、痒みに対してかなりの効果を望めるお薬ですが、この0.1%というごく小さい数値の裏にはデルタアミノレブリン酸の濃度上昇がある可能性があると思います。
治験や臨床では、これ生が患者由来のものかどうか確認する必要があるのではないでしょうか。

人気記事一覧